ルールも簡単で初めてオンラインカジノで遊ぶ人でも挑戦しやすいルーレットですが、勝ちたいのであれば攻略法を知っておかなければなりません。
ルーレットの攻略法はすぐに使えるものから、慣れが必要なものまで色々ありやり方もそれぞれ異なります。
ウィナーズ投資法はよく知られたルーレット攻略法の一つで、ルーレットをやるならぜひ覚えておくべきという人も少なくありません。
ルーレットで勝つにはウィナーズ投資法が必須？
ウィナーズ投資法は少し前にかなり話題になりましたが、その理由はルーレットを始めとしたギャンブルだけでなく、FXなどの投資にも使えるからです。
少し前にはウィナーズ投資法が情報商材としてオークションに出品されていたこともあるほどで、多くの人が情報を欲しがっていたのは確かです。
ウィナーズ投資法の人気の理由は、同じ攻略法の一つであるマーチンゲール法の欠点をカバーしているからです。
マーチンゲール法は勝つまで賭け続けることで利益を出すとして知られていますが、損失を一気に取り戻せる代わりにかなりリスクの高い方法でもあります。
負けるたびに倍の金額を賭けていく方法で投資した結果、破産者を多く出したことでも知られています。
どれだけ負け続けても一度勝てば全てを取り戻せるとはいえ、これだけリスクの高い方法を誰もが試せるわけではありません。
そこで注目され始めたのがウィナーズ投資法で、マーチンゲール法のリスクを軽減し、利益を出すことができるのが人気の理由です。
ルーレットで使えるローリスクな戦略として、ウィナーズ投資法はぜひ覚えておきたい攻略法と言えるでしょう。
ウィナーズ投資法について知っておくべき基本的な知識
ウィナーズ投資法に似た攻略法にはモンテカルロ法があり、数列を使うという点や戦略に共通点が多いと言われます。
＊ウィナーズ投資法とはどんな攻略法？
有名なギャンブルの攻略法としてはウィナーズ投資法やマーチンゲール法、ココモ法、モンテカルロ法などがありますが、これらは一般的に増額投資法と呼ばれています。
また、ココモ法とマーチンゲール法は、どれだけ負けていても1回勝てば負けていた額を取り戻せるという点で共通しています。
負けを一気に取り戻せると聞くと良い攻略法に思えますが、これには大きなリスクが伴います。
連敗しているにもかかわらず勝つまでは倍賭けを続けるというのも精神的にキツイものがあり、それなりの資金も必要になるので攻略法を続けるのが難しいとも言われているようです。
さらに、マーチンゲール法を使って連敗の後に勝ったとしても利益はわずか1ドルで、大きな利益を生みだすことはできません。
ココモ法は連敗するほど利益を出すことができるものの、リスクが高い攻略法なので気軽に試すというわけにはいかないでしょう。
これらの投資法に伴うリスクを避けるために考え出されたのがウィナーズ投資法で、連敗時の損失を取り戻せるという点ではマーチンゲール法に似ていますが、方法として数列を使うことからモンテカルロ法に似ているとも言われます。
＊＊ルーレットのどんな賭け方に有効？
ウィナーズ投資法は色々な賭け方に使えますが、配当2倍の賭け方以外では応用となります。
そのため、ルーレットで使うのであれば最初はイーブンベットやハイローベットなど、勝率1/2の賭け方で使いましょう。
ウィナーズ投資法の使い方を十分に理解できたら、ルーレットの他の賭け方やオンラインカジノの他のゲームでも試してみましょう。
＊ウィナーズ投資法はどう使う？
直感的に使える攻略法やパターンさえ覚えれば良い攻略法と違い、ウィナーズ投資法は紙に書きながらでないと使いづらい攻略法です。
最初に決めなければならないのは賭け金の額ですが、これを高く設定すればするほどリスクも高まります。
ウィナーズ投資法を使い始めるのは2連敗してからなので、それまでは最初に決めた金額を変えずに賭け続けてください。
負けた時は最初にメモに書いておいた賭け金の右隣に賭けた額を書き足します。
1ドルを基準の賭け金とした場合は、最初に負けた時に1と書き、2回目に負けた時に書き足す数字も1となります。
勝った時は左端にある数字を一つ消してください。
＊ゲームに沿って覚えるウィナーズ投資法
実際に数字がどう並ぶのか、勝敗に応じてどのように消したり足したりしていけば良いのかは、ゲームの流れに当てはめて考えるとわかりやすいかもしれません。
ここでは基準となる賭け金を1ドルに設定し、赤黒に賭けた場合を例に挙げてウィナーズ投資法の使い方をご説明します。
《1ゲーム目》
1ドルを賭けてプレイ
結果は負け
メモする数字は「1」
《2ゲーム目》
1ドルを賭けてプレイ
結果は負け
メモの数字は「1 1」
《3ゲーム目》
賭け金はメモした数字の左端を2倍にした額（2ドル）
結果は負け
メモの数字は「1 1 2」
《4ゲーム目》
賭け金はメモした数字の左端を2倍にした額（2ドル）
結果は勝ち
左端の数字を一つ消す
メモの数字は「1 2」
《5ゲーム目》
賭け金はメモした数字の左端を2倍にした額（2ドル）
結果は勝ち
左側の数字を一つ消す
メモの数字は「2」
《6ゲーム目》
賭け金はメモした数字で残った2を2倍にした額（4ドル）
結果は勝ち
全ての数字が消えるので1セッション終了
メモの数字が全てなくなったらウィナーズ投資法は終了となるので、ゲームを続けるのであればまた最初からスタートです。
＊ウィナーズ投資法を使ったゲームの結果検証
次に勝敗のパターンによって、ウィナーズ投資法の効果がどう変わるのかを見てみましょう。
《5連敗後に5連勝》
| ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| メモの数字 | 1 | 1 | 1,1 | 1,1,2 | 1,1,2,2 | 1,1,2,2,2 | 1,2,2,2 | 2,2,2 | 2,2 | 2 |
| 賭け金 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 4 | 4 | 4 |
| 勝敗 | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
| 累計損益 | -1 | -2 | -4 | -6 | -8 | -6 | -4 | 0 | 4 | 8 |
5ゲーム目まで5連敗し、損失もマイナス8ドルになりましたが、後から5連勝したため最終的には8ドルの利益が出ました。
《5連勝後に5連敗》
| ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| メモの数字 | – | – | – | – | – | 1 | 1 | 1,1 | 1,1,2 | 1,1,2,2 |
| 賭け金 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 |
| 勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け |
| 累計損益 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 4 | 3 | 1 | -1 | -3 |
5ゲーム目まで5連勝し、その後に5連敗したパターンでは先の検証と同じく5勝5敗ですが結果はマイナス3ドルです。
《勝敗が交互》
| ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| メモの数字 | 1 | 1 | 1,1 | 1 | 1,2 | 2 | 2,4 | 4 | 4,8 | 8 |
| 賭け金 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 4 | 4 | 8 | 8 | 16 |
| 勝敗 | 負け | 負け | 勝ち | 負け | 勝ち | 負け | 勝ち | 負け | 勝ち | 勝ち |
| 累計損益 | -1 | -2 | 0 | -2 | 0 | -4 | 0 | -8 | 0 | 16 |
最終的に16ドルの利益が出ていますが、他のパターンに比べて賭け金が上がっています。
勝敗が交互になると賭け金が上がってしまうのがデメリットと言えるかもしれません。
《7連敗後に3連勝》
| ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| メモの数字 | 1 | 1 | 1,1 | 1,1,2 | 1,1,2,2 | 1,1,2,2,2 | 1,1,2,2,2,2 | 1,1,2,2,2,2,2 | 1,2,2,2,2,2 | 2,2,2,2,2 |
| 賭け金 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 4 |
| 勝敗 | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
| 累計損益 | -1 | -2 | -4 | -6 | -8 | -10 | -12 | -10 | -8 | -4 |
最後に3連勝したものの、最初に7連敗していると最終的にプラスに戻すのが難しいようです。
ただし7連敗したことを考えると損失はマイナス4ドルに抑えられており、リスクが低い方法であることが確認できます。
《3連敗後に7連勝》
| ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| メモの数字 | 1 | 1 | 1,1 | 1,1,2 | 1,2 | 2 | – | – | – | – |
| 賭け金 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 4 | 1 | 1 | 1 | 1 |
| 勝敗 | 負け | 負け | 負け | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
| 累計損益 | -1 | -2 | -4 | -2 | 0 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
7連勝で終わっていますが、7ゲーム目からはウィナーズ投資法を再スタートしているため利益は1ドルずつしか増えていません。
負けた時に使う投資法だけに勝った時はあまり威力を発揮しないのも、ウィナーズ投資法の特徴です。
＊メリット&デメリット
ルーレットをプレイした検証結果からわかるように、ウィナーズ投資法にはメリットとデメリットの両方があります。
どのような場合に利益が出せるのかを知るためにも、メリットとデメリットはしっかり理解しておきましょう。
《メリット》
-勝ち越さなくても利益を得ることができる
-連敗しても賭け金額が大きくならない
《デメリット》
-勝敗が交互になった場合は賭け金額が大きくなる
-連勝でスタートした場合、数列を全部消して再スタートした時に連勝すると利益が出にくくなる
ウィナーズ投資法に関するまとめ
ウィナーズ投資法はオンラインカジノで遊んだことがある人なら知っていて当然と言われるほど一般的な攻略法で、実際にルーレットをプレイする際に使用する人も少なくありません。
オンラインカジノの情報サイトなどでも詳しく説明されていることが多いですが、数列の消し方やゲームの勝敗によってどのように利益が変わるかなどは、すぐに覚えることはできないかもしれません。
しかし、実際にメモを取りながらプレイしてみると使い方を理解するのも早く、慣れれば利益が出るタイミングもすぐにわかるものです。
一獲千金を狙えるタイプの攻略法とは言えないウィナーズ投資法ですが、負けを大きくして終わりたくない時には有効な攻略法であることは間違いないでしょう。
ローリスクで確実に負けを減らせる方法、多少なりとも利益を残す方法としてウィナーズ投資法を覚えておくことをおすすめします。
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