マーチンゲール法とは、カジノプレイヤーで知らない人はいない程の有名なシステムベットです。
必勝法とも必敗法とも呼ばれる、このマーチンゲール法のメリット・デメリットを深掘りしていき攻略法として使えるポイントを解説していきます!
マーチンゲール法のルール
まずはマーチンゲール法の使い方から紹介していきます。
基本的には勝率50%で2倍配当のゲーム(一旦ハウスエッジは無視します)で使えるのでバカラやルーレットの赤黒等で使えます。
※ブラックジャックに関しては、ベーシックストラテジーという基本戦略がありましてダブルダウンやサレンダー等、ベットサイズを上げ下げする戦略がありますのでマーチンゲール法をそこに組み合わせるとややこしくなると思います。
そして基本となる、ベットサイズを決めてください。
今回は例として1ドルとします。1ドルが基本のベットです。
マーチンゲール法を使うのは、この基本ベットで負けた時になります!
1ドルベットで負けたら、次はベットサイズを2倍の2ドルベットします。
更に2ドルベットで負けたら(2連敗)次はまた2倍の4ドルベットします。(基本ベットから4倍)
1ドル 2ドル 4ドル 8ドル 16ドル 32ドル。とこのようにあなたが勝負に勝つまで負ける度に倍々にしていきます。その結果。。
1回でも勝てばそれまでの連敗分の損失を取り戻し、1単位分(基本ベット分)の利益を得ることが出来ます。
このような表になりますね。。
連敗数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | 128 | 256 | 512 |
損失合計 | -1 | -3 | -7 | -15 | -31 | -63 | -127 | -255 | -511 | -1022 |
勝利時の利益 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
連敗確率 | 50% | 25% | 12% | 6% | 3% | 1.5% | 0.75% | 0.38% | 0.19% | 0.09% |
より詳しく理解したい!と思う人は、マーチンゲール法・攻略法の記事を参考にしてくださいね!
何故、必勝法と言われるのか?
マーチンゲール法の使い方を見て、勘の良い人ならお気づきかと思いますが、このマーチンゲール法。制限を加えられなければ無敵のシステムベットなのです。
10連敗しようと11回目に賭けるお金さえあれば、勝てばそれまでの損失を全てカバーしてくれます。
1ドルからはじめても10連敗すれば、次は1024ドルのベットです。
その次からは2048ドル、4096ドル、8192ドルと。1ドル勝つ為に下手すれば1万ドル近くベットです。
しかしながらお金さえあれば絶対に、いつかは勝てますので子供みたいな話ですが10億円あればほぼほぼ間違いなく必勝法となるでしょう。
なぜ必敗法と言われるのか?そんな事をカジノ側が許すわけがありません。
確かにマーチンゲール法はお金さえあれば、間違いなく必勝法となります。
しかしそうさせない為に、カジノがルールを作っています。
それはミニマムベットと、マキシマムベットの存在です。
バカラで1番レートの低い卓で、1ドルからベット出来る卓があれば、その卓には必ずマキシマムベットといわれるベットの上限金額が設定されています。
それはどこのカジノでも、どのゲームでも同じです。
ミニマムベットとマキシマムベットが、設定されている理由はマーチンゲール法を必勝法にしてしまうからです。
ミニマム1ドルベットの卓で、マキシマムが5000ドルだとすると13連敗した時点でもう次のベットが、上限を超えてしまいマーチンゲール法が使えなくなります。その時点で約8000ドルの損失です。
100円勝つ為に80万円の負けです。
逆に言えばカジノに必勝法が無いと言われるのは、ベット上限が決められているからです。
このルールの中で、馬鹿正直にマーチンゲール法をやり続けると遅かれ早かれ必ず破産します。絶対です。
これが、マーチンゲール法が必敗法と呼ばれる所以です。
マーチンゲール法を攻略法にするには
じゃあマーチンゲール法は使えないのか?
そんな事はありません。諦めてしまえばそこまでですが、考え方を変えてマーチンゲール法をとっておきの攻略法にしましょう!
マーチンゲール法を使う時はどちらか一方だけに!
マーチンゲール法を使う時は、プレイヤーかバンカーどちらか一方だけに絞った方がいいです。
理由はプレイヤー、バンカーをバラバラに賭けながらマーチンゲール法をしてしまうと、連敗時に自分の選択に芯がないのでブレてしまうからです。
2分の1であるからこそ、自由度が高いからこそ自分の選択にある程度のルールや規律が必ず必要になります。
このルールや規律を守れないうちは、絶対にギャンブルで勝つ事はできません。自分で作ったルールにすら負けてしまうのに、95%の人が負けるバカラで勝てません。
マーチンゲール法のメリットとデメリット
マーチンゲール法はそのまま、何の工夫もしないで使い続ければ絶対に破産します。
でもメリットとデメリットの両方がありますので、それをしっかりと理解してそれぞれの良い点を使い、悪い点を省いていきましょう。
メリット
1度の勝利で損失をカバーできる。
デメリット
連敗が大きくなると損失が一気に膨らむ。連敗時精神的ダメージが大きい。
簡単にまとめるとこんな感じです!このメリットは活かしたままデメリットを消していきます。
マーチンゲール法が威力を発揮する場面と破産する場面
マーチンゲール法自体のメリットデメリットだけではなく実際バカラをする時に、どの場面、どういった時に威力を発揮して、どういった時に破産してしまうのか考えていきましょう。
勿論、プレイヤーかバンカー。どちらか一方だけに絞った前提です。
マーチンゲール法は、勝ちと負けが交互に続く場面(横ヅラ、テレコ)で1番効果を発揮します。
一方破産してしまう時は連敗時です。(ツラ)
バカラで通湯尾する必勝法と言えば『ツラどり』です。ツラ取りに関する詳しい情報は以下の記事を参考にして下さいね。
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マーチンゲール法を使える攻略法にするには?!
マーチンゲール法を使える攻略法にするには、破産するような事があっては絶対にいけません。
ですので連敗時に、マーチンゲールを使ってはいけないのです。
そんな連敗するかしないかなんて、賭ける前に分かっていたら苦労しません。
でも絶対に分かっている事があります!!
5連敗は4連敗の後にしか来ないし、7連敗は3連敗の次には来ないということです。
めちゃくちゃ当たり前の事を言ってます。笑
でもめちゃくちゃ重要な事です。
連敗は避けられる事であり、連敗したという事は自分で連敗の波に突っ込んだという事です。
プロ野球の試合だと連敗は避けられない事です。何連敗してようと次の日も試合はやってきます。
勝たないと連敗は抜けれません。しかしバカラは違います。
嫌な予感がするなと思ったら、やめてしまえばいいんです。言えば損切りです。
マーチンゲール法の中に、損切りを組み込んでしまえばいいんです。
2回か3回マーチンゲール法で追って、失敗すれば一旦マーチンゲールをやめましょう。
そのまま追ってしまえば負けが続くごとに、2倍、4倍と損失が膨らんでいきます。勝ったところで1単位のみの利益です。
そこまでマーチンゲールで追ってしまうと、増える損失の額と得る利益の額が釣り合わなくなります。
しかも流れは自分とは逆に向いています。そこに逆らってしまえば、精神的なストレスはかなり大きくなってきます。
アツくなってしまえばおしまいです。
まとめ
マーチンゲール法は、絶対にそのまま盲信して使ってはいけません。
しかしじゃあ使えない手法なのかと言われると、絶対にそんな事ありません。
手法の良い面、悪い面をしっかりと理解して、場面ごとに活躍する場面。活躍しない場面を把握しましょう。
どの場面で威力を発揮するのかは、プレイヤー、バンカーどちらか一方と決めずに、バラバラに賭けていてはわかりません。
ですので必ずプレイヤー、バンカーのどちらか一方に絞って使ってください。
マーチンゲール法の中に、損切りを組み込むと言いましたが、どのタイミングで損切りするのかというのは、その人の資金の大きさやベット額等バラバラですので明確なラインはありませんが、気持ち的にアツくなってくるのであれば絶対にその前に損切りしておかないといけません。
アツくなる前には損切りする!
これが重要です。
マーチンゲール法が1度の勝利で、それまで損失をカバーできる手法ですので、どうしても取り返すというマインドが働いてしまいます。
バカラだけに限らずギャンブルにおいて、取り返すというマインドを持った時点でもう絶対に勝てません。
ですので、アツくなる前に損切り!取り返そうとは思わない!これが非常に大事です。
使い方をマスターさえすれば、それこそ必勝法にもなると思います。
もちろん長いスパンでの話です。是非もう一度マーチンゲール法と向き合ってみましょう!!
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