ルーレット攻略法の王道「グランパーレー法」徹底解説

ルーレットの攻略法似は色々な種類があり、それぞれにリスクやリターンの大きさ、やり方の難易度などに違いがあります。

今回紹介するグランパーレー法はルーレット攻略法の王道と言われる方法の一つで、比較的リスクが少ない賭け方です。

戦略的にルーレットでプレイするためには、攻略法のバリエーションを増やすことが大事で、グランパーレー法は必ず押さえておくべき方法の一つでもあります。

ローリスクで利益を増やせるグランパーレー法

グランパーレー法はパーレー法法という攻略法にアレンジを加えたもので、どちらもカジノ関連の情報サイトなどで良く紹介されている投資法です。

同じく王道の攻略法の一つと言われる投資法にはマーチンゲール法がありますが、これも基本の投資法であり派生パターンがいくつかあります。

マーチンゲール法の賭け方は負けた時に賭け金を上げていくというのが基本ですが、テーブルごとのマキシマムベットに達するのが早く、その時点で損失が大きくなっていてもあきらめざるを得ないというのが欠点でもあります。

グランパーレー法、パーレー法はマーチンゲール法と異なり、勝った時にベット額を上げていくため負けている金額を全て失くすということはなく、リスクの少ない方法です。

＊グランパーレー法とパーレー法は何が違う？

パーレー法はアンマーチンゲール法や逆マーチンゲール法と呼ばれることがありますが、それは賭け金額を変えるのが勝った時だからです。

マーチンゲール法の負けた時に賭け金を上乗せしていく方法に対して、グランパーレー法とパーレー法はどちらも勝った時に賭け金の額を上げていくという点が共通しています。

ただし、上乗せしていく金額に違いがあり、パーレー法の場合は賭けた時に上乗せするのは前回のゲームの賭け金の2倍で、グランパーレー法の場合はこの2倍にプラスαした額を上乗せします。

そのため、リスクの点で言うとパーレー法よりもグランパーレー法の方がハイリスクになりますが、連勝した後であれば負けても利益を残せるのがメリットです。

ルーレットで使うには？グランパーレー法の詳細を解説

マーチンゲール法とは逆パターンで賭け金を増やしていくグランパーレー法は、どんな時に使える攻略法なのでしょうか。

ここからは、使える賭け方や具体的なゲームの進め方などについて解説します。

＊グランパーレー法は2倍配当に有効な攻略法

グランパーレー法は配当が2倍のゲームで有効な攻略法です。
この点はパーレー法も同じで、例えばルーレットやブラックジャックなどオンラインカジノで馴染みのあるゲームに幅広く使えると言って良いでしょう。

ルーレットで使用する際は、配当が2倍の赤黒賭け、ハイロー賭け、奇数偶数賭けなどに使えます。

1/2の確率で勝てる賭け方であれば、グランパーレー法が効果を発揮してくれるのでぜひ試してみましょう。

＊グランパーレー法はどうやって使う？

パーレー法をアレンジしたグランパーレー法は、賭け金の増やし方など内容は非常によく似ています。

パーレー法で1ドルを賭けてゲームした時、勝ったら次の賭け金は倍の2ドルとなります。
その後も勝ち続けている間は2ドルから4ドル、4ドルから8ドルと単純に2倍にした金額を賭けるだけです。

グランパーレー法の場合も基本は同じで1ドルを賭けて勝ったら2ドルに賭け金を増やしますが、この時にプラスαする点がパーレー法と異なります。

プラスαの金額は自分で設定することができるので、それが大きければリターンも大きくなるということです。

＊グランパーレー法実践方法

ゲームでグランパーレー法を使った時、累計損益がどうなるのかを具体的な数字を当てはめて考えてみましょう。

最初の賭け金額とプラスαの額は1ドル、赤黒賭けで勝負する設定です。

《1ゲーム目》
賭け金額は1ドル、赤に賭けて結果は赤だったので勝ち
2倍配当で2ドルが払い戻されたので累計損益は1ドル

《2ゲーム目》
1ゲーム目で勝ったので賭け金を2倍した2ドルにプラスα分の1ドルを足した3ドルをベット
赤に賭けて結果は赤で勝ち、賭け金の3ドルに2倍配当が付いて累計損益は4ドル

《3ゲーム目》
2ゲーム目で勝っているので賭け金は3ドルの2倍に当たる6ドルにプラスαの1ドルで系7ドル
赤に賭けて結果は赤、2倍配当が付いて累計損益は11ドル

《4ゲーム目》
3ゲーム目の7ドルの2倍14ドルプラス1ドルの15ドルを賭ける
赤に賭けて結果は黒で負け、累計損益はマイナス4ドル

負けた時点でグランパーレー法は一度リセット、最初に決めた賭け金から再びゲームをスタートしましょう。

※賭け方のポイント
-勝ったら前のゲームの賭け金を2倍した額に自分で決めた金額をプラスして賭け金とする
-負けた場合は攻略法をリセットし、最初の賭け金額に戻して再びゲームを始める

＊実際のゲームの進め方

グランパーレー法のゲームの進め方は、単純に勝ったら賭け金額の2倍プラスαの金額を賭けてゲームを続けるだけです。

しかし、使い方の解説を見てわかる通り、4回目に負けてしまったため11ドルあった利益がいきなり4ドルのマイナスに変わってしまいました。

グランパーレー法のやり方自体は簡単ですが、難しいのがどのタイミングで止めるかを決めることです。

後悔先に立たずと言いますが、この場合は11ドルの利益が出や3ゲーム目で攻略法をリセットしていれば利益をそのまま残せたことになります。

どこでリセットするかタイミングを見誤らなければ、リスクを大幅に減らせるということは忘れないようにしましょう。

＊グランパーレー法を使う時に気をつけたいこと

グランパーレー法をルーレットで使う際には、気をつけなければならない点がいくつかあります。

ゲームの勝敗によって累計損益がどう変わるのかを見ながら、注意点についてお伝えします。

《ポイント1》1回の負けでそれまでの利益をすべて失う

-賭け金とプラスα額はそれぞれ1ドル

9ゲーム目まで連勝し、累計損益も1013ドルに達していましたが10ゲーム目で負けてしまい累計損益はマイナス10ドルとなりました。
一気にマイナスになってしまうことがよくわかり、止めるタイミングの見極めの重要性が実感できると思います。

しかし、連勝していればその後に負けても利益を出せるのがグランパーレー法なので、こうならないための対策についてもご紹介しておきましょう。

【対策】3連勝するごとにリセットする

-賭け金とプラスα額はそれぞれ1ドル

最初と同じように10ゲーム目で負けたパターンですが、3連勝を1サイクルとしてその都度賭け金を最初の額に戻すだけで、累計損益は32ドルとなります。

9ゲーム目まで賭け金を増額して言った場合に比べると利益は小さいものの、マイナスになっていないという点で堅実な方法といえるでしょう。

《ポイント2》連勝しなければグランパーレー法の効果がない

-賭け金とプラスα額はそれぞれ1ドル

グランパーレー法では連勝することが利益を出す重要な条件となるため、勝ち負けが交互の場合は損失を増やす一方です。

5勝5敗で勝率自体は悪くないものの、こういうゲーム進行の場合は他の攻略法を使った方が確実に利益を上げられるでしょう。

《ポイント3》マキシマムベット額に注意

ルーレットではテーブルごとに最小の賭け金額（ミニマムベット）と最高の賭け金額
（マキシマムベット）が設定されており、それを下回る或いは上回る額を賭けることはできません。

500ドル前後がマキシマムベットというオンラインカジノのルーレットも多いため、連敗が続いて賭け金が上がるとすぐにマキシマムベットに達してしまい大きな損失を残したまま攻略法をリセットせざるを得なくなります。
連敗で賭け金額が上がった時にどこまで攻略法を続けるのかについても、連勝時の止め時と同じように考えておいた方が良いでしょう。

＊メリット&デメリットを理解して使いたいグランパーレー法

グランパーレー法では大きな利益を出すことも可能ですが、使い方を間違えると一瞬で損失に変わってしまいます。

ルーレットの攻略方法として使う際はメリットとデメリットをきちんと理解して、上手に活用してください。

《メリット》
-資金が少なくても連勝すれば大きな利益を生み出せる
-パーレー法より利益が大きい
-連勝しておけば、その後に負けても利益を残せることがある

《デメリット》
-1回の負けで利益が一気になくなる
-連勝しなければ効果がない

グランパーレー法についてのまとめ

パーレー法とよく似ていることから、グランパーレー法のみが特別詳しく解説されることはあまりありませんが、攻略法としてはかなり効果的な方法です。

しかし1回の負けで累計損益がマイナスになってしまうパーレー法に比べて、実戦に向いている賭け方とも言えるのでぜひ覚えておいて欲しい攻略法です。

ここではルーレットでの使い方を説明しましたが、同じ賭け方は競馬にも応用できます。
オンラインカジノだけでなく競馬もグランパーレー法の活用で楽しみが広がるので、興味がある人は試してみてください。