ブラックジャックは運の要素が強いゲームではあるものの、勝てない理由や勝つ方法は明確に存在します。
勝てない理由を理解したうえで、攻略法を実践することで勝率アップが期待できます。
この記事ではブラックジャックで勝てない方に向けて、勝てない理由とおすすめの攻略法について解説します
ブラックジャックは勝てないゲーム?
色々な攻略法を試し、有料コンテンツを購入してみましたが、結局これにたどり着きます。ギャンブルである以上、100%を超えることなど夢のまた夢、絶対にありえないのです。
その事実はプレイヤーの心の中に確実に存在していて、最終的に胴元が勝つようにできている、誰もがそう思っていると思います。
ましてや、勢い任せであったり、自らの勘に頼ったプレイをしていれば、まぐれ勝ちはあったとしても常に勝ち続けるなんてことは不可能です。
それは毎日「勝つ人」と「負ける人」がいる、ということもまた事実として知っているからです
じゃあ、どうすればいいのか、そうです「勝つ確率」をあげるのです。それができれば「勝つ人」「負ける人」の区分の中で多少なりとも「勝つ人」に近づくことが出来るのです。
ブラックジャックで勝つ方法
ベーシックストラテジー(BS)を理解する
ブラックジャックをプレイするにあたって、かなり大切なことです。
ベーシックストラテジーを簡潔にまとめてみる
「ディーラーのオープンカード、自分の手札」
その時の条件に対して、ヒットかスタンドか、それとも別のオプションを選ぶのか?その最善手を具体的に示す表になります。
基本戦略としては、自身に配られたカードと、ディーラーのアップカードの情報を元に、21に近づけるためにカードをヒットすべきか、スタンドするべきかを確率的に計算し、早見表通りにアクションをおこすのみです。ブラックジャックにおいて、ディーラーをバーストさせる(21以上)のを待つというプレイスタイルは、非常に有効的な戦略の一つです。ディーラはー17以上になるまでカードを引かなくてはならないというルールに縛られています。そのためバーストになる確率は28%程度。大体3回に1回はバーストしてくれることがわかります。
つまり、自分のハンドが2だろうと8だろうとディーラーが勝手にバーストすればこちらの勝ちですから、無理に21に近づける必要はないことがわかります。
これらのことを参考にして戦略を立てていきます。しかし、このベーシックストラテジー通りにプレイすれば、カジノ側の控除率は0.3%にまで下がることが数学的にも証明されています。
楽しさを取るか、利益を取るか、、、、
どうでしょう?勝てなくて悩んでいる人は一つの有効手段としてこれを参考にプレイしてみるのもいいかもしれませんね!
ただ、この結果に沿えば必ず勝てる!!というものではなく、確率を上げるためのものであることはご理解ください。
オンラインカジノだからこそ活用したいベーシックストラテジー表
ベーシックストラテジーを理解して勝率を挙げたいと思っていても、実際のカジノでは表を見ながらプレイすることはできません。
しかし、オンラインカジノならパソコンの横に表を置いて、それを見ながらプレイすることが可能です。
一見すると複雑に見えるベーシックストラテジー表ですが、アルファベットと数字のシンプルな組み合わせなので、次に取るべきアクションを見つけるのは簡単で、慣れれば一瞬でヒットなのかスタンドなのかという判断ができるようになります。
ディーラーのカードと自分のカードの組み合わせで、次はどういうアクションを取れば良いのかが変わってくるという仕組みを覚え、最初に配られたカードの組み合わせで、どの表を見れば良いか即座に判断し、それぞれのケースにあったベーシックストラテジー表を見ながらプレイしていけば、勝率はかなり上がるはずです。
「ハードハンド」のベーシックストラテジー表
※ハードハンド:プレイヤーの手元にあるカードにAが含まれない、あるいはAを1と数えた場合
プレイヤーのカード | ディーラーのカード | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A | |
8以下 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
9 | H | D | D | D | D | H | H | H | H | H |
10 | D | D | D | D | D | D | D | D | H | H |
11 | D | D | D | D | D | D | D | D | D | H |
12 | H | H | S | S | S | H | H | H | H | H |
13 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
14 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
15 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
16 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
17以上 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
「ソフトハンド」のベーシックストラテジー表
※ソフトハンド:プレイヤーの手元にあるAを11と数えた場合
プレイヤーのカード | ディーラーのカード | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A | |
A/2 | H | H | H | D | D | H | H | H | H | H |
A/3 | H | H | S | D | D | H | H | H | H | H |
A/4 | H | H | S | S | S | H | H | H | H | H |
A/5 | H | H | S | S | S | H | H | H | H | H |
A/6 | H | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
A/7 | S | D | D | D | D | S | S | H | H | H |
A/8 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
A/9 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
「スプリット」のベーシックストラテジー表
最初に配られたカードがペアの場合は、スプリットのベーシックストラテジー表を参考にしてください。
プレイヤーのカード | ディーラーのカード | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A | |
A・A | P | P | P | P | P | P | P | P | P | P |
10・10 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
9・9 | P | P | P | P | P | S | P | P | S | S |
8・8 | P | P | P | P | P | P | P | P | P | H |
7・7 | P | P | P | P | P | P | H | H | H | H |
6.6 | P | P | P | P | P | H | H | H | H | H |
5・5 | D | D | D | D | P | D | D | D | H | H |
4・4 | H | H | H | P | P | H | H | H | H | H |
3・3 | P | P | P | P | P | H | H | H | H | H |
2・2 | P | P | P | P | P | P | H | H | H | H |
【ベーシックストラテジー略語一覧】
記号 | アクション |
---|---|
H | カードをもう一枚引くことで「ヒット」と言う |
S | カードを引かないことで「スタンド」と言う |
D | チップを追加したうえでカードを引くアクションのことで「ダブルダウン」と言う |
P | チップを追加しハンドを分けるアクションのことで「スプリット」と言う |
R | 負けを認めて勝負を降り、ベット額の半分を払い戻してもらう「サレンダー」を指す |
Ds | ダブルダウンできる場合はダブルダウン、不可の場合はスタンドを行うという意味 |
Rs | サレンダーできる場合はサレンダー、不可の場合はスタンドを行うという意味 |
RH | サレンダーできる場合はサレンダー、不可の場合はヒットを行うという意味 |
[ベーシックストラテジー表の見方]
例1)プレイヤーの手元にあるカードが11、ディーラーのアップカードが5の場合
ハードハンドのベーシックストラテジー表で「11」と「5」が交差する場所となる「D」が次に取るべきベストなアクション
例2)プレイヤーの手元にあるカードがA/3、ディーラーのアップカードが7の場合
ソフトハンドのベーシックストラテジー表で「A/3」と「7」が交差する場所となる「H」が次に取るべきベストなアクション
様々なプレイ法(システムベット)を試してみる
ブラックジャックを含めてカジノゲームそれぞれには本当に長い歴史があります。
そのため、昔から沢山のプレイヤーが攻略法を模索していました。
その足跡をたどることが勝利への近道かもしれません。
・マーチンゲール法
・パーレー法
・31システム
そのほかにもたくさんの有効な方法があります。
カジノで使える攻略法一覧は『完全版!ルーレットで使える必勝法一覧』記事でほとんど網羅してありますので、参考にしてみてください!
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それぞれのシステムベットにはそれぞれのメリット、デメリットがありますが正しい場所やタイミングを見計らって用いることにより強力な武器になりうるでしょう。
今自分で考える方法より、長い時間をかけて考えられてきた方法が優れているというのは可能性として非常に高いですし、なにより、それを使えばあとは調べて試すだけですので難しいことはありません。
それに、システムベットは勝敗に問わず、冷静なプレイができるのもいい点だと思います。
※このような情報を「必勝法」と言っているサイトや人がいますが、「必勝」ではありませんのでお気を付けください。
冷静に・・・といっても、マーチンゲールなどは非常に熱くなりやすいシステムベットです(笑)それでも負けるのを後にずらすことは可能かもしれません、負ける前に切り上げられれば勝利したままプレイをやめることができます。
カウンティングに挑戦してみる
ブラックジャックはデッキ数がそのテーブルによって決められています。
つまり、出てくるカードの枚数は決まっているのです。
ここで有効になってくるのがカウンティングです。
カウンティングとは、使用されたカードをカウントして、残りのデッキにどのカードが残っていて、何が出る可能性が高いのかを把握する方法です。
カウンティング表
上記の表の通りに、自分と他のプレイヤーそしてディーラーのすでに場に出たカードをカウントしていき、プラスの数値が多ければまだ出ていないカードの山の中に絵札を含む強いカードが多く残っていることになります。
それは自身のブラックジャックの可能性が高まると同時に、17以上にならなければヒットしなければならないというルール下のディーラーにとってはバーストの可能性が高くなるという、こちらとしては非常に有利な展開になります。
そうなればベット額をあげて一気に勝負に賭ける事が出来ます。
逆にマイナスの数値が高くなるということは強いカードがある程度場に出きってしまい、小さいカードが多く山に残っていることになります。
これはディーラーに小さく刻むチャンスを与えることになり、ディーラーのバーストの可能性が低くなってしまいます。
このような時は無理をしないで少ないベットでプレイするのが無難でしょう。
カードカウンティングは、実際にこれを使用した映画があるほど有名な方法です。ですが実際に試そうとハウスカジノでメモを取りながらプレイすればすぐに目をつけられ出入り禁止になるかもしれません(笑)
しかし、オンラインカジノならカウンティングしているかどうかはカジノ側には絶対にわかりません!
ブラックジャックのカウンティングに関して詳しく書いた記事『数学者が考えるブラックジャック必勝法』をご覧ください。
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一度挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
しかし、カジノ側も対策はしていて、デッキは途中でカットカード(カードの束にランダムでカードを入れ、そのカードが出てきたらデッキを交換する)が入っていたり、デッキ数も8デッキなど多めにいれたり、好きなタイミングでシャッフル出来たりと完璧な方法とは言えませんが、多少は役に立つ方法であることは変わりないと思います。
番外編、私のスランプ脱出方法
ここからはかなりオカルト的な要素であったり精神論になりますが、私が勝てない、つまりスランプに陥ったときにする方法をご紹介します。
おすすめしているわけではありませんので、暇つぶし程度に見てくださいね(笑)
一度PCを落として違う時間にプレイしてみる
これは同じことをする人も多いと思います。
どうにも勝てない、ディーラーが強すぎる時、そのようなときは一度PCを閉じて外に散歩に出かけてみたり、テレビをボーッと見てはどうでしょう、流れが変わる可能性はありますし、もしかしたら「今日はいったんやめるか」なんて本当に冷静になれるかもしれません。
ギャンブルで1番ダメなのは熱くなって普段では絶対にしないような無謀な賭けをしてしまうことです。
私はこれに何度も助けられたことがあります(もちろんなにも変わらなかったこともあります)
お酒を飲んでギャンブルを忘れる
お酒を飲んで楽しくなれば、ギャンブルそのものから離れられるかもしれません!
別のことを考えるのはとっても大切なことで、カジノのことしか考えられないと、やっとやめれるときには取り返しのつかない負けをしていることも・・・・
ただ、この方法は逆におかしなプレイを誘発してしまうかもしれませんので飲みながらのプレイは十分お気をつけください!
お酒を飲みながらゲームをして、いい結果になった試しがありません(笑)
もうやけくそで10以下のカードでスタンドしてみる
どうせ勝てないなら、こんな手はどうでしょう?
調子が悪すぎてベーシックストラテジー通りに12以上でヒットしたらいつも10カードが来て負けてしまう、それならもういっそのこと最初に手札に来た二枚に運命をゆだねてスタンドしてみませんか?
カジノ側もあまりの予想外の行動に動揺を隠しきれず、バストしてくれるかもしれません(笑)
ただ、この方法をたくさんのプレイヤーがいるときにした場合、ディーラーに強いカードが入ってしまい非難を浴びる恐れがあります。
適材適所で使用してみたら驚くほどいい流れの変化がおきるかも・・・・?
以上が私のスランプ脱出方法です、まったく根拠はありませんし、ただ気分を変えるための方法ですので、絶対に鵜呑みにせず、冷静にプレイしてくださいね!
ここで、お伝えしたいのは自分なりのルール。自分自身のルーティンを作ることです。自分の中のオンオフのスイッチをいかに自在に切り替えられるか。
例えばあの大リーガーのイチローがバッターボックスに入る際に自分のバットで電光掲示板の自分の名前を隠す動作を毎回していますよね?
彼はあの動作をすることでスイッチオンにしています。
そんな感じで、自身のスイッチの入り切りを自在にしてメンタルをコントロールするのです。
ギャンブルにおいて1番の敵は他のプレイヤーでもなければカジノ側でもありません。自分自身なのです。
勝ち続ける人も負け続ける人もいません
絶対に勝つ人がいないように、絶対に負ける人もいないはずです。
どんなプレイヤーにも勝つタイミング負けるタイミングは存在します。
落ち着いてプレイしていれば必ずいい波が来る時があります。
勝ち逃げ、負け逃げがギャンブルにとって非常に大切な要素なんだと思います。
勝っている時に辞めれるのが強いプレイヤー・負け時に引くのが強いプレイヤーなのかもしれません。
もしかしたらシステムベットなんかよりもそっちのほうがよっぽど大切だと言えるでしょう。
カジノは逃げません、決してあきらめず、波を乗り切りましょう!
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