ルーレットで楽しく遊べるのは勝っている間だけで、負けが続くと精神的に追い込まれたり、どんどん資金をつぎ込んでさらに深みにハマったりすることも少なくありません。
ギャンブルは儲けるためにやるものですが、同時に楽しむことも必要です。
では、ルーレットを楽しむためにどうすれば良いのかというと勝率を上げるための攻略法を知り、それに沿ってプレイすることが大事です。
攻略法というと怪し気なものが多いですが、今回紹介するベアビック法は勝率94.5%という方法で、その勝率の高さからオンラインカジノのルーレットをプレイする人の間でも人気の高い攻略法でもあります。
勝率94.5%のベアビック法
ルーレットで勝つには、勝率の高い攻略法をすることが最低条件とも言えます。
その点、ベアビック法は勝率94.5%なので試してみる価値がある攻略法であることは間違いありません。
どちらかというと短期決戦で儲けるための攻略法ですが、利益を得ておけばルーレットで他の攻略法を試したい時の資金にすることもできるので、それによって長くゲームを楽しむことも可能です。
ベアビック法とは
ベアビック法はここぞという勝負の時に使う攻略法で、何度も繰り返し行うものではありません。
どこで使えば良いのか、どう使えば利益を生むことができるのかベアビック法について詳しくご紹介していきましょう。
*ベアビック法が使えるルーレットの賭け方
ベアビック法をルーレットで使う時は、ストレートアップで賭ける時です。
ストレートアップとは1つの数字に対して賭ける方法で、シングルナンバーと呼ばれることもあります。
アメリカンルーレットで38個、ヨーロピアンルーレットで37個の数字があるうちの1つに賭けるため当たる確率は低くなっていますが、その分高配当です。
ストレートアップの配当は36倍、勝率は約2.7%なので普通に考えれば一発逆転をかけた大勝負とも言えます。
*具体例で見るベアビック法の使い方
ベアビック法は高い勝率を誇ることに加えて、初心者でもわかりやすいシンプルさが魅力の一つです。
ルーレットで使う場合、35個の数字に賭けるという基本的なルールだけを覚えておけばすぐに使えます。
アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットには37個の共通した数字があり、アメリカンルーレットのみに00という数字があります。
そのため、アメリカンルーレットの場合は38個の数字の中から35を選んで賭ける、ヨーロピアンルーレットの場合は37個の数字から35個を選んで賭けるだけです。
94.5%という勝率は数字の合計数が37個のヨーロピアンルーレットでベアビック法を使った時の勝率で35/37ということになります。
ここで気になるのが、37個の中からどうやって35個を選ぶのかという点ではないでしょうか。
この数字については自分の好きな数字を常に選ぶ人もいますし、日によって変えている人もいます。
すなわち、どんな数字を選ぶかはプレイヤー次第ということで、ベアビック法では数字の決め方について決められたルールがありません。
【数字の選び方】
どんな数字でも良いと言われると困ってしまう人もいるかもしれないので、自分なりのルールの決め方について、実際のゲームを例にご紹介します。
※ヨーロピアンルーレットの場合
《1ゲーム目》
ベアビック法を行わず、ストレートアップで1ドルを賭ける(任意の数字)
出た数字は26
《2ゲーム目》
ベアビック法を行わず、ストレートアップで1ドルを賭ける(任意の数字)
出た数字は16
《3ゲーム目》
3-1 2ゲーム目で出た数字の16と0以外の35個の数字に賭ける
3-2 2ゲーム目で出た数字の16と1ゲーム目で出た数字の26以外の35個の数字に賭ける
3-3 2ゲーム目で出た数字の16と任意で選んだ数字1つを除いた35個の数字に賭ける
3ゲーム目でベアビック法を使っていますが、除外する2つの数字の決め方は色々なパターンが考えられます。
色々な方法で数字を決めてみて、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。
もちろん、一度決めたルールで上手くいかないと思った時には他のルールに変えてみて、しっくりくる方法を探してください。
*ベアビック法の効果を検証
ベアビック法は本当に94.5%の勝率があるのか、実際にルーレットを回して検証してみましょう。
検証1
ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 |
勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
ゲーム数 | 1 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
賭け金 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 |
勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
ゲーム数 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
賭け金 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 |
勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
ゲーム数 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
賭け金 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | – |
勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 負け | – |
※1カ所の賭け金は1ドル、16と3以外の35個の数字に賭けた場合
負けるまでルーレットを回し続けた結果、39ゲーム目まで連勝しました。
連勝していた38ゲーム目までの利益は38ドル、39ゲーム目で35ドルを賭けているので最終的な儲けは3ドルということになります。
検証2
ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 |
勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
ゲーム数 | 1 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
賭け金 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 |
勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
ゲーム数 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
賭け金 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 |
勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
ゲーム数 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
賭け金 | 35 | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
勝敗 | 負け | – | – | – | – | – | – | – | – | – |
※1カ所の賭け金は1ドル、16と3以外の35個の数字に賭けた場合
同じ条件で2回目の検証を行った結果、こちらは31ゲーム目で負けてしまいました。
連勝していた30ゲーム目時点での利益は30ドルですが、31ゲーム目で35ドルを賭けているので最終的にはマイナス5ドルの損失です。
1回目、2回目の検証からベアビック法の勝率の高さはわかったかと思いますが、利益が出た1回目の検証でもプラス3ドルにしかなりません。
ストレートベットは36倍の高配当ですが、35カ所に1ドルずつを賭けているため数字を当てたとしても1回の利益は1ドルです。
さらに5.4%の確率で外れることがあるという点も注意が必要でしょう。
計算上では20ゲームに1回はハズレることになりますが、19ゲーム目までに19ドル家政だとしても、20ゲーム目の賭け金が35ドルなのでこの時点で損失が出ます。
では、こうした点を踏まえたうえで、短期決戦でベアビック法を行ったらどうなるかを検証してみましょう。
検証3
ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 350 | 350 | 350 | 350 | 350 | 350 | 350 | 350 | 350 | 350 |
勝敗 | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
累計損益 | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 | 100 |
※1カ所の賭け金は10ドル、16と3以外の35個の数字に賭け、10ゲームまでに限定した場合
20回に1回は負けてしまうのであれば、その半分の回数で切り上げれば負ける確率が低くなるのは当然です。
短期決戦だからこそ1チップの金額を10ドルに上げることもでき、その分最終的な利益も100ドルとなりました。
当たる確率が94.5%あるということは、ハズレる確率が低いということでもあります。
ベアビック法を短期決戦で使うのは、このメリットを最大限に生かすためとも言えます。
長くゲームを楽しむための方法としても使えますが、1チップの額を大幅に上げた大勝負に挑む時にも使えるのがベアビック法です。
*ベアビック法のメリット&デメリット
単純でありながら勝率の高いベアビック法は、上手に使えば大きな利益を生みだしてくれる攻略法です。
しかし良いところだけではないのでデメリットについても知っておき、状況に応じて他の攻略法と組合わせるなど、使い方を工夫する必要もあるでしょう。
《メリット》
-勝率を上げることができる
-設定条件次第で儲けが出せる
-マキシマムベットを気にせず賭けられる
《デメリット》
-負けた時の損失が大きい
-1チップの金額次第で利益が変わる
-賭けのアクションに時間制限があると35カ所にベットできない
*応用もできるベアビック法の使い方
オンラインカジノではベットする時間に制限がないこともありますが、場合によってはゲーム開始までの時間が設定されていることもあります。
そんな時のために覚えておきたいのが、カラムベットを利用したベアビック法の応用です。
ベアビック法では35カ所にチップを置かなければなりませんが、カラムベットであれば1カ所に置くだけで12個の数字をカバーできます。
3カ所あるカラムベットの賭ける場所のうち2カ所に置けば、それだけで24個の数字に賭けることができるということです。
12個の数字に賭けたと想定して、12個の数字分をカラムベットの1カ所に賭けてください。
これを2カ所行えば24個の数字に賭けたことになり、残りは11個の数字に賭けるだけなのでベットにかかる時間を大幅に短縮できます。
ベアビック法まとめ
ベアビック法を使うと勝てる確率が大幅に上がります。
負ける確率も他の攻略法に比べると低いので、リスクを抑えた投資法とも言えるでしょう。
ただし、負けた時は損失が大きくなるため、このデメリットに対する対策も必要です。
短期決戦で勝負するという大前提を守ることで最大限の効力を発揮するのがベアビック法だということを忘れず、自分なりの条件をきちんと設定したうえで試してみてください。
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