お金を賭けて遊ぶゲームの中には、ほぼ運任せで勝負が決まるものもありますがブラックジャックは技術力を磨けば勝率が上がるゲームであり、だからこそ多くのプレイヤーが魅了されているとも言えます。
では技術力を磨くためには何をすれば良いのかというと、これまでに研究されてきた必勝法や投資法を覚えて、それを実戦に生かしてゲームの経験を積むことが大事です。
今回は基本と言われる必勝法や投資法をベースに、ブラックジャックの勝ち方についてお伝えします。
ブラックジャックには勝ち方のセオリーがある
ブラックジャックはディーラーと自分の手元に2枚ずつカードが配られるところからスタートするゲームで、この時にどんなカードが配られるかはわかりません。
運が良ければ2枚のカードでブラックジャックが成立することもあるでしょうし、強いカードが2枚手元に来ることもあります。
ここまでは自分が勝つかディーラーが勝つかを決めるのは、配られたカードによって変わるもの、いわば運次第と言えるのは確かです。
しかし、カードが配られた後にどのようなアクションを起こすかは、カードの数字によって決まった戦略があります。
その戦略、必勝法を知ることこそがブラックジャックの勝ち方であり、勝つためのセオリーとも言えます。
*プロも使う必勝法を習得せよ
誰が言い始めたのかわからないようなギャンブルの必勝法もありますが、ブラックジャックでは古くから研究され尽くしてきた、いわば正攻法の必勝法があります。
これらはランドカジノやオンラインカジノで大儲けするプロが使うこともあるほど勝率アップには欠かせないもので、経験を重ねることでさらにうまく運用できるようになります。
初心者がすぐにすべての必勝法を覚えるのは大変かもしれませんが、プロが使う必勝法の中には初めてブラックジャックをプレイする人でも使えるものもあります。
*ブラックジャックに勝つための基本
ブラックジャックの勝ち方には基本があり、それを覚えておくだけでも負ける確率を大幅に減らせます。
その基本とは
-見えないカードの数字は全て10と考える
-カードの合計が17を超えたらスタンド
-数字の合計が11よりも下の場合はヒット
といったシンプルなものです。
12以上17以下の場合はどうアクションすれば良いのかは、ディーラーの手元にあるカードの数字によって変わってきます。
これを判断するために役に立つのがベーシックストラテジーで、ブラックジャックにおいては最強の必勝法と呼ばれることもあります。
*ベーシックストラテジーチャートを活用
ベーシックストラテジーとは自分の持っているカードとディーラーのアップカードの組み合わせによって、次に取るべきアクションがヒットなのかスタンドなのかを判断するために使われるもので、確率的な計算に基づいています。
チャート形式で見やすい表にまとめられているので、全てを暗記していなくてもゲームに活用でき初心者でも使える必勝法と言えるでしょう。
ベーシックストラテジーが使える条件とは
ベーシックストラテジーはブラックジャックで勝つために最低限知っておかなければならない戦略、勝つための方法を確立したものと考えても間違いありません。
つまり、ベーシックストラテジーはブラックジャックで勝ちたい人なら覚えておくべきセオリーであり、これを全く無視して勝負するというのは負けに行っているようなものとも言えます。
ただし、ブラックジャックなら何でもベーシックストラテジーが通用するかというとそうではなく、使用できる条件があります。
その条件とはゲームに使われるデッキ数が6デッキであること、ディーラーのソフト17はスタンドであるという2点です。
ブラックジャックのルールは基本的に共通と考えても良いですが、使用されるデッキ数など細かい部部については違いがあるので、事前にルール確認をしておきましょう。
とはいえ、6デッキを使用する、ディーラーのソフト17はスタンドというルールは、ランドカジノのメッカを始めとした世界的に最も一般的なルールなので、ほとんどの場合にベーシックストラテジーが利用できると考えても大丈夫です。
もし、デッキ数が異なる場合やソフト17がスタンドというルールが異なる場合は、厳密に言えば使用する表が違ってきますが、一般的に使われているベーシックストラテジー表の通りにプレイしたとしても大負けすることはありません。
ただし、確実に勝率を上げたいのであれば、6デッキを使用し、ディーラーのソフト17はスタンドというルールを採用したブラックジャックでのプレイがおすすめです。
ベーシックストラテジーで勝率を最大限に高められる理由
ベーシックストラテジーは統計学や確率論を用いて作られた、ブラックジャックに勝つためのセオリーです。
ブラックジャックでディーラーに勝つ方法は、自分がディーラーよりも21に近い手を作るか、ディーラーがバーストするかのいずれかですが、21に近づけるよりもバーストするのを待つ方が勝つ確率は高くなります。
ディーラーがバーストする確率は、最初に手元にあるアップカードによって変化しますが、アップカードの数字が4,5,6の場合はバーストする確率は約40%、17以上だった場合は約30%です。
この数字だけを見てもディーラーがバーストする確率は毎回3割ほど、思ったよりも高いことがわかるのではないでしょうか。
ただし、ディーラーのアップカードが9や10の場合は、見えないカードは全て10とみなすというセオリーに従えば、19、20など21に近い数字を揃えることが予測できます。
こうした予測が一瞬でできるようになるのが理想ですが、ブラックジャックに慣れないうちはその判断に自信がないという人も多いはずです。
それをサポートしてくれるのがベーシックストラテジー表で、統計学的に最も適したアクションが表を見ればすぐにわかります。
実際にプレイをしなくてもディーラーのアップカードと自分の手元にあるカードの組み合わせで、取るべきアクションを予想してみるのも良いかもしれません。
例えば、ディーラーのアップカードが6だった場合、もし10を引いても16にしかならないので、ディーラーはもう1枚引かなければならなくなり、そこでバーストする可能性は高くなります。
この時、自分の手元にあるカードが12であったとすれば、10を引いて自分もバーストするよりはディーラーのバーストを待つという選択ができます。
まずは、ベーシックストラテジー表で実戦に慣れ、ゲームの流れを掴み、カードを予測できるようになることがブラックジャックで勝つために必要な戦略であり、勝つためのセオリーと言えるでしょう。
ブラックジャックで勝つためのチップの賭け方
必勝法と言われるベーシックストラテジーや基本的な考え方を覚えるだけでは、ブラックジャックに勝つことはできません。
大事なことはチップをどう賭けていくか投資法についても考えなければいけないという点で、これについても数多くの勝つための投資法が存在します。
投資法はローリスクローリターンのものもあれば、ハイリスクハイリターンのものもありますし、その中間と呼べるものもあります。
ここでは大きく負ける心配のない、ローリスクローリターンの投資法をいくつかご紹介します。
*グッドマン法
グッドマン法はリスクを減らすための賭け方で、その分リターンも少ないのが特徴です。
勝つごとにチップを1,2,3,5と増やしていくため資金が一気に減ることはなく、最初に連勝すれば利益を生むことも難しくありません。
*バーネット法
グッドマン法と似た賭け方にバーネット法というものがありますが、こちらは1,3,2,6と段階的に賭け金を増やしていき、負けた時には再び1に戻します。
特徴もグッドマン法と同じで比較的ローリスクローリターンな賭け方であり、連勝することが利益を生みだすための大事なポイントと言えます。
*ピラミッド法
勝った時には賭ける金額を1単位減らし、負けた時には逆に1単位増やすのがピラミッド法です。
1単位ずつ増減させていくため一気に利益を得ることはできませんが、同時に一気に損失が増えることもありません。
ブラックジャックに勝つには必勝法と賭け方の組み合わせがポイント
ブラックジャックの勝ち方にはセオリーがあり、それを覚えることが勝率を上げる絶対条件と言えます。
また投資法を組み合わせることで勝つだけでなく、大きな利益を生むこともできるようになるので、少しずつ技術を磨いてブラックジャックで儲ける方法を見つけることもできるでしょう。
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